コーヒー。

アフリカで発見され誰かのポケットの中で旅を始めてから、探検家や行商の民の記録に残り、現代まで長い道のりを歩んで来ました。

その爽やかな香りと深みのある複雑なフレーバー、そして心地よい刺激は、私たちにとってかけがえのない存在となり、コーヒータイムは私たちの日々に多様なひと時を与えてくれます。
ご褒美に、少し落ち着くため、午後のシフトをやりきるため、目を覚ますため、そして長い夕食の締めに。どの豆か、どこの焙煎か、どのバリスタがどのハンドドリップで、もしくはサイフォンで、コールドブリューで淹れたのか、といったことに夢中な人もいるでしょう。
何千ものコーヒーショップを訪れた後、こうしてあなたと特別なコーヒータイムを共有できることをとても嬉しく思います。

2021年春より、ヴォーンが深く称賛するコーヒーショップに敬意を表してキュレーションを行う新たなシリーズ、
「Coffee Time with Vaughan」を開始します。

東京を訪れた際には必ずKoffeeMameyaを訪れましょう。表参道の裏通り、迷路のような路地を抜けた先、6×6に並んだ36個の金色の正方形の、抽象的なサインが手がかりです。

コーヒー好きたちが辛抱強く並んで、自分の順番を待っています。化学実験室のようなでありながら、和風を感じさせるインテリアで、ディープなコーヒーの雰囲気。後部の壁には、一面に綺麗なグリッ
ド状に色分けされたコーヒー豆のパッケージが並んでいます。順番が来ると、あなたがこの世界の中心になります。

豆とロースターのストーリーや、素晴らしく充実したコーヒーの体験に、きっとあなたは感謝することでしょう。冗談や笑い声もあるでしょう。そしてここにいて、時間を共有することの喜びを感じることができます。

そう、まさに、コーヒタイムのあるべき姿。

西に向かい京都の六曜社は、京都がこの国で最高の喫茶店文化をもつといわれる所以となっています。

その昔、学生たちは活発で知的な議論を求め、サロンとして喫茶店を利用していました。時代は変わり、六曜社はその美しいインテリアと美味しいドーナツ、コーヒーで多くの人々から敬われていますが、僕は隣にいる常連さんとお話ししてみることを強くお勧めします。当時の学生のように。僕はここに来るたびに、隣に座った方々と、様々な刺激的な会話を楽しみました。人生について、愛について、歴史、現在、未来について。

どんな会話になるかはわかりませんが、わかっていることは、その会話がなにかのきっかけとなってあなたの次のステップを変えるかもしれないということです。

これも、まさに、コーヒタイムのあるべき姿。

私たちの多くにとって、サードウェーブショップや喫茶店でのコーヒータイムは、KoffeeMameyaや六曜社での体験のように、たくさんの物事についてのひらめきのきっかけをつくるはずです。

日常生活のプレッシャーから距離を取り、本を読んだり樹木を見たりすることに時間を使うようになるとか、家のお皿を物語を語りかけて来るような美しい手作りの陶器にしたくなるとか、電話で人と話すことを楽しみはじめるとか、ゆっくりと会話するとか、細心の注意を払ってあなたのコーヒーがハンドドリップされている間、静かに考え事をするとか。

きっと、この美しくデザインされたハンカチと一緒に。

これも、まさに、コーヒタイムのあるべき姿。

ヴォーンとは

コーヒーの街、オーストラリアのメルボルン出身のヴォーンは、10年以上にわたり日本一のカフェ愛好家として、日々多くのカフェを訪れ、様々なメディアやイベントを通じて特別な目線をもって光を当ててきました。
どんな活動においても、新しいものと古いもの、両者への敬意を表しています。

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