STORY

Episode 02

Coffee Time with VAUGHAN

東京・渋谷の中心部にある「喫茶店 茶亭羽當」は、 30年以上前にオープンした当時のままの姿を残しています。ここは、ジェームス・フリーマン(ブルーボトルコーヒー創始者)と初めて会った喫茶店でもあります。私が自己紹介をすると、彼は席に座るようにと言い、そこから長い会話が始まったのです。

ジェームスは今までのインタビューの中で、自分のブランドのコーヒーのインスピレーションの源は茶亭羽當だとよく称賛しています。彼は「喫茶店のインスピレーションの繋がりを、熱意のような形でお返しする」ことがずっと夢だったと話してくれました。

2015年の初めにブルーボトルコーヒーが東京に1号店をオープンしたときは、報道ヘリや私を含めた人々が3-4時間も並ぶなどかつてないほどのメディアに取り上げられました。

茶亭羽當のコーヒーマスターである寺島さんに話をした時、「商売は繁盛しています」と言われて驚いたことを覚えています。

ブルーボトルコーヒーは昔ながらの喫茶店を彷彿とさせますが、それは彼らを奮い立たせた業界である、羽當のような現存している喫茶店への新たな情熱へと波及しています。

これは、素晴らしいコーヒータイムの物語と逆行した文化交流の話だけではなく、私たちの周りにある沢山の美しい場所で出会う沢山の美しい人々から、私たちがどのように学び、刺激を受け、成長していけるのかを思い出させてくれるものです…。

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